褒める!肯定しかない映画感想(たまに本・ゲームその他)

良かったものをひたすら褒めます。検索して、批判的なレビューに萎えたり、書いた人と意見が合わなくてげんなり…とかじゃない!褒める!称える!喜びを分かち合う!

映画 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち〈4Kリマスター〉の感想

1作目で圧倒されてすぐに2作目見に行きました!

画面から情熱が迸っていた!!!

ヤマトの物語を完結させる気迫に満ちていた!!

前回の記事↓で書いた良さはそのままに、『さらば』とヤマトの最後を書く、より重厚でそして悲しみもある話だった。

inemuribanana.hatenablog.com

音楽:メインテーマの使い方がうますぎる!!!感涙!!

メインテーマを歌なしのオーケストラバージョンで流すんだけど、そのタイミングが素晴らしい。

登場人物たちがあのイスカンダルへの旅を思い出すときに流れてきたり、沖田艦長のことを思い出すときに流してくるのがたまらない。

オーケストラバージョンなのがめちゃくちゃいい。そう、あの旅はもう終わっていて、あの歌詞はもう過去のこと。だから歌を流すのは違う。ただ、メロディーが流れれば自然と頭の中に歌詞が浮かんでくる。その時に、登場人物たちがあの旅を思い出すように観客も一緒にノスタルジーを感じる・・・。

そして言うまでもなく、ここまで一回も歌入りで流していない中、終盤の終盤で

「さらば地球よ 旅立つ船は宇宙戦艦ヤマト

って流れるところ

大感涙でした。

 

作画:本当に1年で作ったんですか・・・!?

え、この書き込みの量で、このクオリティで1年??今もそうですが昔のアニメ現場も相当過酷だったといいますが、人間離れしている。。

背景の岩場とかも、たまに「え?絵画ですか?」ってくらいうまいところがある。

今のアニメって、どこまでがテクノロジーでどこまでが人の手か、正直素人目からしたらわからなくて、「神作画」なのはわかっても「絵がうまい!」って感想にはならないとおもう。

セル画だからこそ「絵うますぎません???」ってなる

あとスタッフロールで出てくる人の数が少なすぎてびっくりする。よくこの人数体制で2時間半の映画を作ったなと。。。

 

 

 

そういった全要素から「この全力を見ろ!」というような気迫が伝わってきて、

本当に最後なんだな

最後に思いっきりを詰め込んだんだな

ヤマトというシリーズは終わるが、その精神は確かにみんなに残したぞ

そんな風に思った。

 

実際はいろんな都合で続編があるストーリーに変更されてTV版になったりいろいろしたみたいだけど、その気概で完成された作品であるってことが素晴らしかった。

 

ヤマトはどうやらリメイクの話もまだまだ続いていくようで、今年も新たな物語が上映されるらしいです!

これを機にほかの作品も見て追いかけていきたいと思います!