褒める!肯定しかない映画感想(たまに本・ゲームその他)

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大人も「恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!」を見に行こう!

大人も「恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!」を見に行こう!

いろんなワクワクする映画はあるけれども、恐竜映画にしかない魅力って何かって

「現実に居た」ってことなんですよね。

そして、「まだまだ謎がある」ってことです。

 

まず、出てくる恐竜が知らない恐竜ばかり!

今回は超巨大大陸ゴンドワナという、いままでよく取り上げられていた北半球の大陸ではないエリアが舞台になっています。ちらっと登場する恐竜たちも、見た目は似ていても少し違う種類の恐竜たち。それだけでも新鮮です。

加えて、マイプ、プエルタサウルス、バジャダサウルスなど今までフォーカスされなかったり見つかっていなかった恐竜たちに焦点が当てられています。

これだけでも、「こんな生き物が本当にいたんだ!」と恐竜たちを始めてみたときの感動を思い出します。

 

加えて、隕石衝突によって恐竜がどのように絶滅したのか、についてはかつての常識を覆すような学説やそれを証明する化石も見つかっていることが紹介されます。知っている気持で行くといい意味で裏切られるかも?

さらに、映画自体も、一つの学説を支持するのではなく、未来にはまた違う見解がなされているかもと締めくくっています。

まだまだいろんな発見がなされていくんだろうなと期待させる終わり方になっていました。

 

まとめとして、ファンタジーにも、歴史ものにも、SFにもない、恐竜にしかないワクワクを感じることができて、大満足でした!

 

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余談ではありますが、僕の友人に古生物学の博士課程にいた友人がいます。彼の研究や進路、また大学院の同期の話を聞いてきましたが、進路としてはなかなかに厳しい世界のようです。子供たちのあこがれではある一方、国益に直結しない古生物学では研究費の獲得は難しく、また就職先も恐竜にかかわることを行っているところの少なさなど大変なようです。

それでも、幼いころからのあこがれをあきらめず、研究というゴールの見えない果てしない探求にいそしむ彼や彼の仲間たちを尊敬しています。

彼は恐竜ではないものの学芸員として就職し、この春から働き始めます。

またその仕事の話や、仕事の傍ら進める研究の話を聞いてワクワクするのが楽しみです!