褒める!肯定しかない映画感想(たまに本・ゲームその他)

良かったものをひたすら褒めます。検索して、批判的なレビューに萎えたり、書いた人と意見が合わなくてげんなり…とかじゃない!褒める!称える!喜びを分かち合う!

映画「ジェヴォーダンの獣」の感想レビュー Bloodborneの元ネタ?

衣装がかっこよすぎる!!とポスターに惹かれ、事前情報ほぼなしで見に行った今作。

衣装・武器等々デザインがかっこよすぎる!!!

それ以上に主人公含め登場人物たちがかっこよすぎる!!!

話も面白れぇ!!!

2時間半をあきさせない演出の豊富さ!!!

結果めっちゃよかったです!!!

 

まず脚本なんですが、無駄がない。

最初はそこまで複雑な本ではないのかな?とおもっていたら、それはただの伏線描写で、後半に行くにつれて話が加速していって、前半の何気ないシーンたちも関係してくる。意外な展開も加わって最後は話がきれいにエンディングへと向かう。

脚本の面白さって色々な種類があるけれど、こういう無駄のないシーン遣いを見ると「上手い!!!」とうならざるを得ない。

意外とこういう「無駄がない」脚本の作品って少ないイメージで、この点だけでも見る価値があると思った。

 

そして、デザイン。

中世のあのロマンあふれる衣装と武器デザインの数々。

タイトルにも書いた通り、FROM SOFTWAREの人気作「Bloodborne」が元ネタにしているであろう作品で、「Bloodborne」が大好きな自分にはドはまり。

あの三角帽子、皮の外套。

敵の雑魚チンピラがかぎ爪上武器を持っているのもいい。

主人公の短剣2刀流はもちろんのこと、

あの仕掛け蛇腹刀!!!

あれが実写映画で見れるとは!!!

 

そしてそして、その中で輝く主人公や魅力的な悪役たち。

どのキャラクターとっても印象的で、キャラ立ちをしており素晴らしい。

映画のキャラ立ちというより、舞台のようなキャラ立ちというべきかもしれない。

個性豊かで派手だけど雰囲気を壊さない。

演じている役の役回りにかかわらずどの役者も好きになるような、みんなに見せ場のあるストーリーがとてもよかった。

 

脚本をとっても

デザインをとっても

役者をとっても

どれも楽しめるとてもいい映画でした!!

 

追記:Bloodborneを感じる要素としては衣装・仕掛け武器・獣ともう一つ、トゲトゲ丸太ブランコ罠がありましたね!